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QF 13ポンド 6cwt高射砲 : ウィキペディア日本語版
QF 13ポンド 6cwt高射砲

オードナンス QF 13ポンド 6cwt高射砲()、別名QF 13ポンド マーク III 高射砲とは第一次世界大戦期のイギリスQF 13ポンド砲を基に即席で開発した高射砲である。名称の「6cwt」とは砲身砲尾の合計重量(1cwt = 1ハンドレッドウェイト = 112ポンド、6cwt = 672ポンド)に由来し、他の「13ポンド」と呼称される砲と区別するために用いる。

==歴史==

本砲は標準的なQF 13ポンド砲の砲身と砲尾を使用し、高仰角時の装填のために装弾板を付加したものである〔Hogg & Thurston 1972, P.60〕。これは1914年10月に認可されてMk.I砲架を使用し、主として動力運搬車に搭載された。Mk.I砲架は高仰角時の砲の動作を容易にするために通常の復座機の上部に追加の駐退機を有している〔。故に砲の外見は砲身とその上部についている2つのやや短い、同じような直径の円筒が特徴的である。
Mk.II砲架は利便性を向上した型式であり、デフレクション・ギアの追加と反動システムの改良を行い、高射砲への改修過程で追加された駐退機は不必要となったために取り外された〔。Mk.II砲架を用いた場合、砲の外見は標準的なQF 13ポンド砲そのものである。
砲架の設計はやや特徴的で、砲の左側に2人の照準手が位置する〔Routledge 1994, P.6〕。
第一次大戦の後、本砲は13ポンド野砲としての任務に戻された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「QF 13ポンド 6cwt高射砲」の詳細全文を読む



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